*いきなりポッキリ*

平凡な学生生活が一瞬でかわった…!?

仙台→東京 ヒッチハイク コミュ障女子大生2人でもいけた話

2018年4月8日日曜日

20歳の女子大生二人組で東北旅。

その帰りに 費用を浮かせる&いろんな人と話す ためにヒッチハイクで帰ることにした。

友人は、ヒッチハイクに失敗して翌日学校を休むことになるリスクを背負いつつも

挑戦することに笑

(私の頼みです。ありがとう。)

 

朝8時ごろ

仙台東インターから出発

 

なんと初っ端からラッキーなことに

前日にゲストハウスで話した人に東インター前のミニストップまで送ってもらった

「職場の方向と同じだから乗っけて行くよ〜」

ありがたい・・・!!

 

仙台東インターはここ

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3方向からインターへ道が伸びていて、直進車、右折車、左折車が入って行く場所だった。

インター前のミニストップ店内で画用紙を書いたあと

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 いざスタート!

 

ミニストップ前で雨の中、傘をさしながら「相馬」と書かれた画用紙を掲げる。

ひたすら掲げる。

 

運転手と目線を合わせて、「お願いしまーす」とお辞儀し続ける。選挙カー有権者に訴えているようだった。

寒いから2人でひっついて、お互い励ますように話しつつ。

案外緊張しなかった。ヒッチ2回目の私はともかく友人も落ち着いた様子で最初は掲げていた。

始めて15分

申し訳ないという風な仕草をしたり、笑って手を振ってくれたりする運転手もいたが、なかなか止まらない。

速度を緩めてくれる運転手もいるが、やはり止まらず。

 

 

始めて30分

雨が降り続ける。寒い。かなり寒い。

4月ということもあり、少し油断してきた私たちの服装は、外に長時間いるのに最適な格好ではなかった。

 

画用紙を持つ手を高く上げて見たり

左折車だけを狙う作戦にして場所を変えて見たり

色々試行錯誤して見ても車は止まらなかった。

 

雨の日にやったからいけなかったのかな

寒いしお腹痛いし、このまま外にいるのはきついかも

風寒いし指の感覚なくなってきたし・・・

時間決めて、時間内に来なかったら高速バス予約しようかな・・・・・・・

 

 

そう諦めかけた矢先だった。

 

途中すれ違った人に、

「方向違うから乗っけてあげられないけど、頑張って!!」

と私たち二人にあったかい「おーいお茶」をくれたのだ!

 

心も体もあったまる〜〜〜

ありがたい!

お茶をゲットした私たちは、15分ほど休憩したのちに再開。

 

今度は目的地を「東京」と掲げて、場所も信号すぐそばの角に立つことにした。(下の画像の水色の丸)

これで信号待ちの車にもアピールできると思ったからだ。

 

1時間して、左折車が1台止まってくれた。

「福島まで行くよー」

 

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福島在住の親子だった。

宮城県に単身赴任しているお父さんのとこに行って帰る途中だったところを乗せてもらった。

福士蒼汰に会いに東京までよくきているそう。

う、やばい!

芸能人ネタ疎いんだった!!

そう、私たちは女子大生を名乗るのが恥ずかしいほどに芸能関係には疎いのだ!!!

しどろもどろしつつ、なんとか会話をつなげる二人・・・

 お母さんが質問を投げかけてくれたおかげで会話が続いた。

「どこの大学ー?」「将来は何になりたいのー?」「東京で有名人に会ったことはあるー?」

 

友人の前で将来の話をするのは恥ずかしかったが、自分の考えと向き合ういい機会にもなった。

有名人の話は、唯一見たことがあるピース綾部の話をした。笑

お母さんにはなぜ乗せてくれたかを聞いた。

「女の子二人だから乗せてあげようと思って〜」

よっしゃー

女子同士でやっててよかった。

その後も学校のことや地元のことを話し、わざわざ車の多い福島県の安達太良SAまで乗せてくれた。

 

安達太良SA

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そこで30分程休憩

休憩中も画用紙の文字をさりげなく見せておきつつ(意味なかったけど)

いざ出発

画用紙を掲げた5分後・・・なんとすぐに停まってくれた!

 

「鎌倉まで行くけど乗るかーい?」

 

驚くことに、2台目で東京まで乗せてもらうことになりました!!

 

乗せてくれたのは鎌倉に行く途中の仙台出身おじいさん二人

 

自分の名字の由来を探しに行くらしい。

普段から苗字辞典というのを持っていて、自分の苗字の由来が名だたる武将だったという。

「鎌倉の図書館へ行って、そこの人に由来を探してもらうんだ」

なんて面白いんだ・・・!

 

他にも

苗字はどこ出身なのか、仙台の海では何が釣れるか、働き盛りだった昔の話、最近冷たい娘の話などなど・・・会話が面白く途切れない方たちだった。何より人生楽しそうに生きているのが伝わってきて、自分もこんな風になりたいなと思った。

でも一番印象的だったのが震災の話。

自身の親戚も多く亡くなったそうで、震災以降、故郷の土地に一度も帰れていないそう。計り知れないほどの胸中の悲しみを察した。

 

結局最終的に東京のとある駅前まで送ってもらった。ありがたや。

 

しかし今回のヒッチハイクには反省がある。

実は朝のコンビニでお腹を冷やしたあまり、

2台目あたりで体調を崩して私は一言も発することができなくなってしまったのだ・・・なんと情けない。

おじいさんたちが優しくて話してくれる人でよかった。

友達にももうしわけなかった。(私からヒッチハイク誘っておいて、だ笑)

 

天候と体調が万全な時にやるべし。

ただでさえ気力がいる行為なので。

 

 

 

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*友人が気を使って会話を率先してやってくれた。申し訳ない。

 

あとはSAから出発する方が一般道より格段にやりやすかった。

仙台東インター開始では場所を3箇所ほど試してやっと乗せてもらえた一方で

安達太良SAでは5分と待たず乗せてくれた。

SAの方が方面もはっきりしているし、停車場所が広い場合が多いため、運転手にとっても敷居が低いのかなあなんて思った。

 

いずれにせよ、私たちは2台の車の運転手のお世話になり、無事東京まで帰ることができました!

 

結果

車:2台

協力してくれた人:親子2人、60代男性2人

ルート:仙台東インター→常磐自動車道東北自動車道→安達太良SA→練馬駅

費用:練馬駅から最寄り駅までの電車賃

 

学んだこと:体調天候には気をつけるべし、SAからのが簡単かも